約 1,303,231 件
https://w.atwiki.jp/seizade801/pages/137.html
2 :うーちゃんとさーちゃん・1:2008/06/06(金) 21 31 44 ID ugFi2NQM0 うーちゃんの喉が声変わりを起こした頃、僕はうーちゃんから離れざるをえなくなった。 「あ、あ、あ」 クラスメートの羊の前で喉仏をさわりながら低い声を出すうーちゃんを僕は遠くから見つめている。 うーちゃんに話しかけるのは僕じゃなくて、隣の席になった羊の役目。 「何食ったらそんな図体でかくなるんだよ。牡牛」 「普通にいろいろ食べてる。考えたことない」 「毎日真剣に牛乳飲んでるのに伸びない俺の身にもなれよ」 僕らは高校一年の冬を迎えていた。うーちゃんは小学校時代からの僕の友達で、動きがとろかったから男子の中では結構いじめられていた。 僕はとろくても優しいうーちゃんが好きで、うーちゃんがしょげているとよく隣にいたものだ。 小学校三年のとき、クラスでサッカー大会があって、キーパーになったうーちゃんは敵のシュートを三回も捕り損ねて その時クラスにいた獅子に面と向かって「馬鹿」って罵られたことがあった。 いじめられても滅多に泣かなかったうーちゃんが泣いたのはその試合が終わった後の夕方だった。 クラスのみんなが帰っちゃった後の校庭の隅で、段差に腰掛けて何かに耐えるように泣いていた。 ──うーちゃん。 うーちゃんは横に座った僕に「さーちゃん」と言った。いつもの優しい声で。それから、ぐずって「勝てなくてごめんね」と言った。 僕はうーちゃんの悔しさがわかって何もいえなかった。 それから、試合が終わったあとに仲間に入れてもらえなかったうーちゃんの寂しさも。 だから、泣いてるうーちゃんの手に自分の手を重ねたんだ。 「いいよ、別に」 うーちゃんはもどかしそうに僕の手から自分の手を退けた。恥ずかしかったんだと思う。 うーちゃんに嫌がられた数少ない思い出を、僕はなんでか高校生になっても覚えていた。 続き
https://w.atwiki.jp/moshimo_rishamiya/pages/287.html
55. 名無し募集中。。。 2009/10/14(水) 22 28 06.36 0 あ、辞書返すの忘れた・・・いや、返しそびれた おかげでカバンが重い でも、これでちょっとはパワーつくかな・・・ 3年生最後の大会、うちは多く居る部員の中 唯一、一年生でベンチ入りを任された もちろん、部活でバスケットをやる以上は試合に出たり 出るチャンスを貰えるのは嬉しい けれど、うちより上手い2年生が沢山居て、3年生だってベンチに 入れない人だって居た。正直、何でうちなんだろう?って 監督に直談判する人はさすがに居なかったし うちも直接何を言われたわけでもない でも、やっぱり周りでイロイロ、文句とまではいかないけど 疑問みたいな、そんな話は耳に入ってきてしまって・・・ でも、真剣に練習して、みんなよりも沢山練習して 認めてもらえるようになれば、って言い聞かせた そう思っていたけど、なかなか上手くいかなくて 56. 名無し募集中。。。 2009/10/14(水) 22 29 02.06 0 チャンスはすぐにやってきた 下馬評でもうちらとしても、ぶっちゃけ余裕で 勝てるだろうって言われてたし、思っていた相手 結構な差で迎えた第3Q 監督に声をかけて貰った。あんまり顔には出てなかったと 思うけど、ありえないくらい緊張したし、出る前から 手に汗がびっしょりだった ポジションはセンター。相手チームのセンターは うちより10cm以上も小さくて、少し気が緩んだのかもしれない 全くゴール下で仕事が出来なくて、思うように体も動かなくて 先輩達は頑張れって、大丈夫って言ってくれたけど 誰が見ても足を引っ張ってしまってた うちのおかげでリズムも・・・ その試合は結局勝ったのだけれど、一人だけ別に監督に呼ばれて 「飾りの身長なら他の選手にくれてやれ」ってお説教をされた 悔しくて、情けなくて、どうしたらいいのかわからなくて・・・ この大会で、試合に出たのはこれっきり。でも、監督に 悪意があったわけじゃないと思う。出来ない自分に心底腹が立った スピードは元から無かった。運動能力も高いわけじゃないし ドリブルの技術だってそんなに無い やっぱり高さを生かすことしかないし、それを求められている みやに憧れていたけど、自分はみやじゃないんだって 57. 名無し募集中。。。 2009/10/14(水) 22 30 09.14 0 3年生最後の試合が終わって、みんなが泣いている中 一人、泣く事ができなかった 輪にも入れず、居場所が無いような気がした 学校に戻って、3年生が荷物を片付けていた時 清水キャプテンに体育館裏に呼ばれた 一瞬よくないことが脳裏をよぎった“うわ・・・ヤラれる・・・” 少しの距離を置いて石段に腰を下ろすと キャプテンがゆっくり、優しく喋り始めた 「熊井ちゃん、短い間だったけどありがとうね」 声のトーンから嫌味とかではないことは、確かだった 「監督がね、どうしても熊井ちゃんをベンチに入れるって 大会前に言ってたんだ。申し訳ないけど、私はすぐに賛成を したわけじゃないの。他にも上手い子はいるから でもね、誰よりも直向に練習する熊井ちゃんを見てね 納得した。試合に出るとか出ないとかじゃなくって ベンチに入る資格がある人・・・何だろう上手く言えないな」 うちは黙って、ただ静かに聞いた 口下手だし、何を言っていいのか、言葉が浮かばなくて 「期待してるんだよ、監督も。もちろん上背があるからってのも あるけど。うちも、熊井ちゃんなら出来るって思ってるし あの試合はね、やっぱり経験がちょっと出ちゃったんだよ 気にしないでってのは無理かもしれないけど・・・」 58. 名無し募集中。。。 2009/10/14(水) 22 31 37.34 0 聞きながら、喉の奥が熱くなるのを感じた 「うちは小さいからスピードを磨いた。小さいくせに遅い! って言われるのが嫌だったからね。そもそも小さい人は 速くなきゃいけないってのがおかしいんだけどさ・・・ なんて言ったら何にもなくなっちゃうか」 お互い、大きいくせにとか小さいくせにって言われて 大変だよね?って 「これからも練習、続ければ自信つくから。大丈夫」 気持ちが少し弱いかな?って 「ちょっと線が細いから。あ、マッチョになれってわけじゃないよ」 もうちょっとパワーつけて、って 「うちらが抜けて、みやの負担が大きくなると思う。1年生だから 対等にってのは難しいかもしれないけど、部の土台になって、下から支えてあげて」 肩をポンポンって叩いて、笑って立ち上がる 「こっからスタートだから。こっから」 頭を撫でてくれた 小さいけれど、うちにとってはもの凄く大きい人 59. 名無し募集中。。。 2009/10/14(水) 22 34 07.38 0 もちろん、みやの方が遥かに重いプレッシャーと 昔も今もこれからも戦わなきゃいけないんだろう でも、うちも先輩の、清水キャプテンの期待に 応えなきゃって 返しそびれた辞書の重みを感じながら 「まだまだ、パワー足りないかな」なんて思った 一人でも続けられる練習だけど 誰かに見られながら練習するのも悪くない プレッシャーに弱いうちだから、尚更 今日みたいに、見守ってくれてる人の為にも 頑張らなきゃ・・・ 「合宿の準備」とか言って、ホントは待っててくれたんだ わかってる。まぁは優しい嘘をつく人
https://w.atwiki.jp/okitaworld/pages/228.html
▽タグ一覧 アナトの末端 ナイゾウクジビキ 人間 名前【焚ちゃん(たきちゃん)】 性別【女】 身長と体重【139cm37kg】 国籍【日本】 種族【人間】 通称【聖職者作るタグの子】 ICV【日高里菜】 「懺悔ですか?神父様を呼んできましょう!え?私に聞いて欲しい……?うん……いいですよ」 パッチリとした紫色の瞳と編み込みのある二つ結びの髪にトランジスタグラマーな聖職者の女性。 地毛は黒髪。 成人済みとは思えないほど小柄で、懺悔に来た人間からはよく小中学生と間違えられる。 聡明な博愛主義者であり、愛情を幅広く、気前よく溢れさせている。 性格は純真無垢で警戒心が薄い。 懺悔室をよくやっており、連日長蛇の列が出来ている。 麻酔が効きにくい体質。 他人を顔よりも声で覚えている。 猫派で、猫達からも好かれている。 柔道は高校時代は総体で二位になるほどの腕前を持っている。 ウォーキングが日課だが、方向音痴ですぐ何処かで迷ってしまう。 「あなたも、帰る故郷がないなら作ったら良いんですよ」 「ざんげですか?いくらでもどうぞ!きっと神はお許しになってくださるでしょう……えっ?ちがう……?私があなたを好きか……?それが気になる?……大好きですよっ!私は全ての人間を隣人のように愛しましょう」
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/291.html
「な、ななななっきぃ何いってんの」 テンパる私の手を掴んで、なっきぃは近くのビルの陰に体を隠した。そのままカバンをごそごそ探って、1枚のDVDを取り出す。 「これ・・・」 「これ?」 渡されたDVDのパッケージを見ると、綺麗な女の人が制服を着てにっこり笑っている。・・・が、しかし、タイトルは 「女子校生超特急痴漢電車でイ」 「ギャー!」 声に出して読み上げかけたところで、鼻息も荒いなっきぃに口を押さえられる。 「もがもが・・・なっきぃ、何これ!?何でこんなの持ってるわけ?」 「ち、違うの!な、なっきぃもよくわかんないんだよぅ!」 なっきぃはもう顔面蒼白といった感じで、くりんくりんのおめめに涙がいっぱい溜まっている。 ふと思いついてパッケージを裏返してみる。一瞬でよく見えなかったけど、裸の女の人がキモイ男に何かされてる風だった。 「おえっ」 すぐにまたひっくり返して、なっきぃの胸にDVDを押し付けた。 「・・・・買ったの?」 「ま、まさか!違うよぅ!」 なっきぃは両手をぶんぶん振って否定する。 「とりあえず、落ち着こう。」 私はそこから程近い小さな公園まで、なっきぃを連れて歩いていった。ベンチに腰掛けて、水筒の麦茶を差し出す。 「ありがとう。」 こく、こくと音を立てて、なっきぃの白い喉が動く。一息ついたあと、なっきぃはやっと少し落ち着いたのか、あいまいに笑った。 「あれね、あの、DVD。・・・なんか、知らないうちに机の中にあって。」 なっきぃの話を要約すると、こういうことらしい。 最近、なっきぃの高校のクラスで、誰が持ってきたかわからないエッチな本とかDVDが、授業中に回ってくることがあった。 友達は結構興味津々だったみたいだけど、なっきぃはそういうのは見たくないから、「私には回さないで!」とはっきり言っていた。なのに、放課後引き出しを覗いたら、見事にこのエロDVDが入れられていた、と。 「ゴミ箱に捨てちゃえばよかったのに。」 「でも・・・一瞬でも持ち歩いてるの見られたらどうしようって思って。とっさにカバンに突っ込んで持って帰っちゃった。」 なるほど、変なトコ生真面目ななっきぃらしい。私だったら、犯人とおぼしき人につき返すか、友達みんなに見せて笑ってやるところだ。 「・・・で、何でそこから舞がエッチなビデオ見たことがあるかって話になるの?」 つながってるようでつながっていない、なっきぃの話。続きを催促すると、なっきぃは真っ赤な顔でまたぼそぼそしゃべりだした。 「本当は、すぐに処分しようと思ったのね。コンビニとか駅のゴミ箱なら、絶対ばれないだろうし。でも・・・何か・・・」 「何か?」 「何か、1回ぐらい、見てみたいかなって・・・」 ――ほほう。なるほど? 「そ、それで、舞ちゃんは大人っぽいし、お姉ちゃんいるし、こういうのちょっとだけなら見たことあるのかな?って思ったの。もしあったら、な、ななっきぃが見るのに付き合ってくれないかなあなんて思ったり・・・。 だって、みぃたんは乙女だから見せちゃだめでしょ。愛理も何かだめ。えりかちゃんは生々しいからだめ。千聖はこういうの本当だめだと思う。お嬢様にしても、明るいほうにしても。」 「うーん。」 言ってることはわかるけど、だからって、たかだか中2の私に、いきなり痴漢電車はキツいんじゃなかろうか。なっきぃは時々判断がおかしくなることがある。でも、 「・・・・一緒に見ても、いいよ。」 私は視線を外しながらそう答えた。 「えっ!本当に!でもまだ舞ちゃんには早いんじゃないかなあ!」 どっちやねん。 「・・・舞、そんなすごいのは見たことないけど、お姉ちゃんの買ってる雑誌についてたDVDなら見たことある。」 それは「☆初めてのパーフェクトHOW TO エッチ☆」とかいう脱力しちゃいそうなタイトルの、しょぼいアニメーションのDVDだった。保健体育の授業で見るようなのを、もう少しだけ過激にしたような。とはいえもちろんそこは、男を舞、女を千聖に置き換えて(以下自主規制)。 「でもなっきぃ、痴漢モノとかどうなの?途中で怒ったりしない?」 「・・・こういうのは、現実とは違うと思うから。どうしても無理だったらやめる。」 そんなわけで、私は急遽なっきぃのおうちにお呼ばれすることになった。 部屋に通されて、おしゃべりもそこそこに「ま・・・舞ちゃん、いくよ。」となっきぃがものすごく緊張した面持ちでDVDを取り出した。 ウイーン 機械の音が、静かな部屋に反響する。 私の手を握り締める、なっきぃの手が妙に汗ばんでいた。 約1時間後。 「・・・終わったみたいだよ、なっきぃ」 声をかけると、なっきぃがヒッと息を呑んだ。気まずそうに私の顔を覗き込んだ後、無言でDVDをデッキから取り出した。 私の感想。 キモイ。グロい。女優さんがうるさい。男もうるさい。ストーリーがおかしい。 隣のなっきぃが明らかに緊張しまくっていたせいか、妙に冷静に見ることができたかもしれない。 ていうか痴漢モノとかどうなの。犯罪じゃん。って思ってたけど、いろいろあって最後に痴漢と両思いになってハッピーエンドとか、とにかくありえなすぎてむしろ笑いがこみあげてきた。 肝心のエロシーンよりも、女優さんがパッケージほど若くなかったとか、「ぐへへ、ここは痴漢専用車両だぜ」という痴漢の台詞に噴き出しそうになったり、どっちかというとそういうくだらないことに気をとられてしまった。 「ま・・舞ちゃん。」 「ん?」 でもなっきぃはそうでもなったみたいで、熱いため息をつきながら、すごく潤んだ瞳を私に向けてきた。同性だけど、ちょっとドキッとした。 「ど、どうだった?」 間が持たなくなって、とりあえずそう聞いてみる。 「な・・・何か、よくわかんない、けど。想像してたのとは、違ったかも。」 「そうだね、舞もそう思う。」 「オ、オチもおかしかったし。キュフフ」 「だよねーあはは。」 「・・・・」 「・・・・」 沈黙。 別に、嘘の感想を言ったわけじゃないけど・・・お互いに、思ってることを上手く言えてないから、妙にぽわーっとした変な会話になっている。 「あ・・・、じゃ、じゃあ舞そろそろ帰るね。また明日!」 「あ、え、と、うん。ご、ごめんね何か。キュフフ・・」 何かきまずい雰囲気のまま、とりあえずその場はお別れすることにした。 帰りの電車に揺られながら、私はぼんやりとさっきのエロDVDのことを考えていた。 なっきぃ、ああいうの絶対怒ると思ったんだけどな。あんまりありえなすぎて、そんな感情も沸きあがらなかったのかなあ。 だって、あんな・・・・あれ?あれ? さっきまでは笑いの対象にすらなっていたその内容を思い起こすたび、頭にピンクのもやもやがかかってきた。 吊り革に手を縛られて、変なことされてあんあん言ってる女優さんの顔が、千聖に変換されてしまう。 “舞さん、やめて。アンアン” 「なああ!」 その妄想を断ち切るために、私は大声をだして座席から立ち上がった。周りの人が何事かと視線を集めてくる。 恥ずかしい。まだ降りる駅は先だけど、とりあえずドアが開いたところでホームに下りた。 だめだ、それはだめだよ舞。千聖でそんなこと考えたら・・・ 「ていうか私、痴漢目線かよ・・・・」 いろんな意味でぐったりして、私は人気のないベンチにもたれて天を仰いだ。 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/nanacowiki/pages/28.html
なな湖の後輩。なな湖と同い年だが1浪+2年次よりサークルに入ったためあきちゃと同期。 優しいのであきちゃからは祖母と呼ばれていた。 ニコニコ時代は「大爆笑人生劇場大江戸日記」、「童貞GS」、「童貞DDLC」に参加。 童貞GS1は編集もしているが、先輩であるなな湖に似たのか速度は遅い。抱え込んで心中したのではないかと噂されていたが、深海から時々動画が届く。リアルの日付と進度を連携させているそう。 イベント「POWER×POWER」に出演。 「POWER×POWER×POWER」では、他2人が歌のライブにも出演する中、1人で大阪の友達と会うために外出していた。カラオケが好きではない為と思われる。 たまに不思議な言動をするらしく、多重人格説、Android説などたくさんの仮説が立てられている。 2021年現在は体重3桁を越える初老の巨漢で球体である説が最も有力。 現在はYouTubeチャンネル「よこちゃンネル」にて個人の配信や実況動画投稿も行っている。
https://w.atwiki.jp/bousoku/pages/873.html
かーちゃんコピペ記事。削除 はいみなさんこんにちはタイパー普通中級者こと悔緑ですね今回はタイピングの実績が一段落した自分への労いの気持ち込み最適化への気持ち込みでYouTubeに動画投稿を始めてみましたあなたが小中学生じゃない場合タイピングの全盛期を過ぎてる方もいらっしゃると思いますなので今回はリアルフォース大会にシュウテン(焦点)を当ててどのようなことをタイピング中にしているのかブラインドタッチが強いと呼ばれている中あえて着眼を当ててみようと思いますえー参考にしていく動画はえーZ4ランク対ゴールドン対決という動画ですねこの頃はあーと思っている方もランクが上がると変な名前のキーボイドとあたるんですよねしかもこれがめちゃくちゃ強いこれはZ7のパンツ隊長が力を与えやがったからなんですよねえーUSKさんが使用しているキーボードはFキー消滅キーボードえーこれはローマ字愛好家タイパーに好かれそうですよねしかしその気になってかな入力を大会中に変えたりは絶対しませんそれだけ本気になれるんでしょうねはいでまあやってますが僕はまだYouTube初心者なんでその反転とかあの作業できないんで手元わかるわけじゃないはいつまり何が言いたいかというとえーこれは詐欺動画ですはいUSK選手のはい良さを見守りましょうはいZ5合格がこの時点っていうのはえー本当にやばいことですよねはい羨ましいです
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/72.html
前へ 「階段から落ちたちょっと前に、舞とケンカしたのは覚えてる?」 「喧嘩・・・ごめんなさい、わからないわ。」 千聖は右のこめかみを抑えた。ケガの前後の記憶があいまいになっているらしく、それを無理に思い出そうとすると、こめかみが痛むと前に愛理に話しているのを聞いたことがあった。 「ふーん。覚えてなければいいよ。謝らないで。・・・ようするにそれがなければ、こんなことにはならなかったって言いたかっただけ。 はっきり言うね。 私は、まだ前の千聖に戻ってほしいと思ってる。」 丸っこい膝の上で揃えられた両手に、グッと緊張が走った。 「おとといの夜と昨日一日、ずっと舞美ちゃんと話し合った。 舞美ちゃんは、千聖だけじゃなくてキュートの誰がどんな状況になったって、全員で受け止めていくべきだって言ってた。 舞もきっと、千聖のことじゃなければそう思えた。キュートは第2の家族だからね。 何があってもみんなで乗り越えていくのが当たり前だって。 でも、千聖だけは別だよ。受け止めきれない。舞にとっては特別すぎる。もう二度と前の千聖に会えないなんて、それじゃまるで千聖が死・・・」 言葉が喉の奥に詰まった。私は今恐ろしいことを言おうとした。 「舞さん大丈夫よ、最後まで聞かせて。」 千聖の指が、私の肩に触れた。 顔を覗き込む茶色い瞳は少し濡れて潤んでいたけれど、それでもしっかりと私を捉えていた。 「うん、でもごめん。最後言いかけたのは聞かなかったことにして。 ・・・だからね舞はこの先も、前の千聖に戻ってくれるのを待ちたい。 もう当り散らしたり無視したりしないから。あれはありえなかった。本当にごめん。 元に戻れるように協力するから。だからずっとキュートにいて。お願い。 ・・・・・・・・千聖。」 あの日の事件から初めて、私はお嬢様の千聖に「千聖」と名前で呼びかけた。 「舞さんっ」 「あーもー泣くなよ!瞼腫れたらよけいひどい顔になるんだからね!」 照れ隠しにタオルで千聖の顔をごしごしやると、痛いわといいながらも笑顔に戻ってくれた。 「それで、何でこの話するのに急いでたかっていうと、昨日雅ちゃんからメール来てね。ベリーズ今日、ここに来るんだって。」 「まぁ。」 今日はキュートの新曲の衣装合わせでスタジオに集まったのだけれど、どうやらベリーズもコメ撮りかなんかがあるらしい。℃-uteのみんなと会えるね★ワラ なんていうのんきなメールを見たときはちょっと冷や汗がでた。 まだベリーズは千聖のお嬢様化のこと知らないんでしょ?一応、舞美ちゃんがみんなに緘口令っていうの?出してたし。 ・・・別に、ベリーズの皆のことを信用してないわけじゃないんだけど、まだこのことはキュートの中の秘密にしておきたいって。そういってたから。」 「わかったわ。それで、私はどうしたら・・・」 「これ、読んで。」 私はずっと手に持っていた、小さなブルーのノートを手渡した。 「・・・・岡井千聖マニュアル?」 「これね、昨日舞美ちゃんと舞が作ったの。千聖、今一応仕事中も前のキャラに近い感じで頑張ってるでしょ? でも新曲出るしイベントも始まるし、そろそろ自己流じゃボロが出てくるかもしれないから、舞たちが思いつく限りの前の千聖のことを書き出してみたの。 ほら、ここのページに、千聖がベリーズのメンバーそれぞれをどう呼んでたか書いたから。参考にして。」 正直、結構自信作だ。イラスト入り(私の絵は・・・)でかわいいし、後ろのページにははりきりすぎた舞美ちゃんの作成した謎のグラフやらデータ解析まで載っている。 「千聖はがに股。笑い声はク゛フク゛フ、爆笑はキ゛ャヒヒヒヒ。食べ物を30秒に一回落っことす。お調子者。学校でサルって呼ばれる。・・・・舞さん、私心がくじけそうだわ。」 「しっかりして!まあ、今日は体調悪いってことであんまり喋らなければいいよ。そこらへんはキュートでフォローするから。とりあえず、名前の呼び方と言葉遣いだけ気をつけて。時間ギリギリまで練習しよう。」 その時の私は、ちゃんと今の千聖と向き合えた高揚感と興奮で、私達の会話をずっと聞いていた人物がいることに気がつかなかった。 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/79.html
「りーちゃん。」 千聖の唇が、私の名前を刻む。 もう、だめかもしれない。 せめて、愛理が戻ってくるまでは・・・そう思っていたら、千聖は急に頭を私の肩に乗せてきた。 「わあっ!どうしたの?」 「ちょっ・・・と、待って、ごめん」 大きなため息をついて、千聖はそれっきり黙りこんでしまった。 「千聖も、調子悪くなっちゃったの?」 「んー・・・」 困ったな。大人を呼びに行ったほうがいいのかな。 でも私もまだちょっとおなかチクチクしてるし、あんまり動きたくない感じだ。 「千聖。ベッド半分こしよう。」 とりあえず私は体をずらして、千聖を隣に寝かせてみた。 せまいベッドだけれど、横向きになれば十分一緒にお布団の中に入れた。 「ありがとう、梨沙子さん。」 あ、お嬢様の時の喋り方になってる。 ボーッとした顔してるから、無意識なのかも。 何度かめんどくさそうに瞬きを繰り返したあと、千聖の唇から寝息が聞こえてきた。 どうしたんだろう、急に。疲れちゃった? 特にすることもないから、何となく千聖の顔や体をぺたぺた触ったり、クンクンしたりして暇をつぶした。 千聖はおなかはぺったんこだけれど、腕や足には適度におにくが付いてて女の子っぽい。 ぷくぷくした感触が気持ちよくてつっついて遊んでいたら、眠ったままの千聖が何か呟き出した。 「んん?」 そういえば愛理が、千聖はよく寝言を言うんだよといっていた気がした。これか。 「・・・・い。・・・ぃ。」 「えっ?何?」 耳を近づける。 「こわい・・・」 「怖、い?千聖、怖いの?何が怖い?」 「わか・・・ない。怖い・・・・」 千聖はギュッとみけんに皺をよせて、ちっちゃい体を震わせている。 「千聖、大丈夫だよ。梨沙子がそばにいるから。怖くない、怖くない・・・・」 寝言を言ってる人に話しかけちゃいけないって誰かが言ってた気がするんだけど、大丈夫だよね? 「りさ・・・こ」 「うん、そうだよ。梨沙子が守ってあげるからね。なんにも怖くないよ。」 「・・・・だ、れ?」 「ん、だから、りさこ」 「・・・たし、・・・・・私・・・だれ・・・・・?」 ――ああ。 千聖はきっとこんな風になっちゃって、自分がどんな人だったのわからなくなって、夢の中でまで悩んでいるんだ。 「ちさとぉ・・・」 おさまりかけていた涙が、ボロボロ落ちていく。嫌だ、こんなのは可哀想すぎる。 「ただいまー。遅くなっちゃった・・・・あれ?どうしたの?」 その時、愛理がペットボトルを何個か持って戻ってきた。 「梨沙子、泣いてるの?」 「愛理ぃ・・・・」 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/105.html
「みぃたんも話し中かぁ・・・」 ケータイを放り出して、ベッドに顔を埋める。 千聖と栞菜、何があったんだろう。 えりかちゃんとみぃたんに電話をしてみたけれど、2人ともつながらなかった。もしかしたら、お姉さん同士で話し合ってるのかもしれない。 栞菜はあんな状態だし、千聖に直接聞くのもはばかられるし、手がかりは途絶えてしまった。 女子7人、小さないざこざならいくらでもある。 でも、まさかあのお嬢様状態の千聖が当事者になるなんて思ってもみなかった。それも、事態はかなり深刻なようだった。 私は結構おせっかいな方なのに、ああいう時てんで役に立たない。 年下の舞ちゃんに促されて退場だなんて、今思い出しても恥ずかしい。 名誉挽回というわけじゃないけれど、せめてもう少し力になりたい。 電話がだめならとメール、とみぃたんに向けて文章を作り始める。 でも言いたいことがうまくまとまらなくて、結局打っては消し・・・を繰り返してしまった。 「はあ~・・・・」 長いため息と一緒にこの重苦しい感情も吐き出せたらよかったのに、なんだか余計に辛くなってしまった。 泣き虫キャラは私一人で十分。みんなの涙なんて見たくない。 だからといって、私に何ができるんだろう。 「・・・もう寝る。」 これ以上起きていても、どんどんネガナッキィになるだけだ。 全然眠くなんてなかったけれど、とりあえず日課の恨み空メールを打った後、部屋を真っ暗にして布団の中にもぐりこんだ。 寝返りを打ちながら目をつぶって、寝てるんだか起きてるんだかよくわからないまま、気がついたら朝になっていた。 「だるい・・・」 頭は興奮していても体は疲れていたから、全然疲労感が取れなかった。 時間を確認しようとしてケータイを開いたら、えりかちゃんからメールが届いていた。 “オフの日にごめんね!暇な人、10:30に○×駅前のファミレスに来てください!” 一斉送信ぽい文面だ。一応送信先を確認してみると、栞菜千聖、みぃたん以外のキュートメンバーのアドレスが入っていた。 これは間違いなく、昨日の件に関係あるんだろう。えりかちゃん(と多分みぃたん)は私がうじうじ悩んでる間に、ちゃんと対処法を考えていたんだ。 「私、まだまだだなぁ。キュフフ」 不思議と落ち込んだ気分にはならなかった。お手本になってくれる年上のお姉ちゃんの存在が、なんだか嬉しく感じた。 「で、10 30集合か・・・・ってヤバイヤバイヤバイ!」 改めて時計を確認して、私は血の気が引いていくのがわかった。 ガバッと飛び起きると、一気に階段を駆け下りてリビングに転がり込んだ。 「ちょっと!!なんで起こしてくれないの!!!もう10時じゃん!」 テレビを見ながらダラダラしていたお姉ちゃんと妹に八つ当たりしながら、その辺にほっぽり出してあった服を急いで身につけていく。 「知らないよそんなのキュフフ。」 「キュフフ、ていうか、さっき様子見に行ったらいびきかいて寝てたけど。」 いびき、ですか。なんだかんだで結構深く眠っていたのかもしれない。 まあ疲れていたから仕方ないけど、姉妹にネタにされて笑われるのは面白くない。 「ちょ、ちょっと私出かけj4$a^/tf- るらぁ!!」 慌てていたのと気恥ずかしさとで、私はみぃたんのごとくカミカミになりながら家を飛び出した。 駅まで自転車ですっ飛ばしている途中で、もう一度待ち合わせの駅の名前を頭に思い浮かべた。 何でまた、○×駅? 渋谷や新宿みたいに栄えているわけでもないし、メンバー全員の家から近いわけでもないのに。 しばらく考えてから、私はハッと思い至った。 「そっか、栞菜の最寄り駅なんだ・・・・」 TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/121.html
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ 栞菜を千聖の待つファミレスに送り届けた後、私は帰りの電車の中で頭を抱え込んでいた。 “今度トロントロンにしてあげる” 千聖があんまり沈んだ声だったから、ちょっとふざけて和ませようとして囁いた言葉を、なっきぃに聞かれてしまっていた。・・・いや、嘘です。ふざけてない。ちょっと本気だった。 おまけにどういうわけか、栞菜までが私と千聖のナイショの関係に勘づいてしまっていた。 まあこちらは大丈夫だろう。「なっきぃには秘密ね。」とこれ以上余計な情報が入らないように釘をさしておいたし、私のやっていることを責める風でもなかった。 しかし、これはマズイことになったのだ。 今私たちのしていることを知っているのは、愛理、栞菜、なっきぃの3人か。 舞ちゃんは・・・わかんない。少なくとも私には何にも言ってこない。 舞美には前に少しぶっちゃけたんだけど、ペットマッサージみたいなもんだよね!と澄んだ瞳で言われてもう何もいえなかった。 なっきぃ。 彼女にだけは知られるべきじゃなかった。 素直で、いつも物事に真剣に取り組んでいて、自分の意見と違ったら、たとえ年上相手でもしっかり気持ちを伝えるような実直で真面目な子だ。 とりわけ性関係の話題にはかなり固い倫理観を持っていて、 ニュースで痴漢事件を見たときは「こんな人・・・ちょんぎられちゃえばいいのに」と鬼の形相で吐き捨て、 エンコーやってる女子高生のヘラヘラしたインタビューを見たときは激怒して20分間怒りの演説を行って、 舞美のおうちでスカートのまま犬の真似をした千聖を正座させて叱りつけたという逸話もあったらしい。 そんななっきぃの眼に、私が今千聖にしていることがどんな風に映るのかなんて、わざわざ考えるまでもない。 良くて淫行。悪くて性的虐待。どちらにしても、私も「こんな人・・・ちょんぎ(ry」の対象になってしまうことは間違いないだろう。 きっと今日、栞菜と千聖の揉め事はすっきり解決すると思う。 でも私の地獄はこれからだ。こんなこと、誰にも相談できない。 なによりも厄介なのは、私自身が、この期に及んで千聖とのそういう関係をやめようという気が全くないことなのだった。 千聖の体は気持ちいい。 触れてるだけで心が和んで、舞美じゃないけれどまるでペットセラピーみたいな効果があるような気がする。 千聖も気持ちよくて私も気持ちいいならそんなに悪いことじゃないんじゃないか。なんていいたいところだけど、それこそなっきぃには通じない理屈だろう。 「困った。」 あんまりそのことばっかり考えすぎていたせいで、降りる駅を通過して、引き返したのにまた降り忘れ・・・と無駄に3往復ぐらいしてやっと地元に戻ることができた。 「はぁ・・・」 そのまま家に帰る気になれなくて、駅のカフェでお茶を飲みながら時間を潰す。 しばらく一人でいると、だんだん心も落ち着いてきた。 もう話合いは終わった頃かな。どうなったのか、誰かに確認入れてみよう。 カップに残っていたキャラメルマキアートを飲み干すと、私は店を出た。 家まで帰る途中にある公園に寄って、ブランコをキコキコしながらアドレス帳をいじくる。 舞美は電話に出てくれないから、こういう時は大抵説明上手ななっきぃに電話をするんだけど、さすがに今日はそんなわけにいかない。 舞美が出ないなら舞ちゃんか愛理に電話するか・・・ そう決めて舞美の電話番号を呼び出そうとした瞬間、 「うわっ」 ディスコ、ディスコ、ディディディ、ディスコー 静かな公園に、大音量の着メロが流れた。 とっさに通話ボタンを押してから、それがなっきぃからだということに気づいた。 しまった。 何も心の準備が出来てない今じゃなくて、後で家から掛け直すんでもよかったのに。 でも今更切るわけにもいかない。私は覚悟を決めた。 「あ・・・えりかちゃん?なっきぃだよー。今大丈夫?」 「・・・うん、話合い終わった?どうだった?」 なっきぃの声のトーンは普段どおりで、特別怒ってる様子は感じられなかった。 「えりかちゃんのおかげで、上手くいったよ!キュフフ。2人ファミレス出てからどっか遊びに行ったみたい。なっきぃたちも、ご飯食べて帰ったんだ。」 よかった、仲直りできたんだ。 栞菜の泣き顔と千聖の絶望した表情を思い出すと、今でも胸が痛む。 「そっか、じゃあキュートの問題は解決したんだね。」 ちょっと調子に乗ってそんなことを言ってみると、 「いや、してないよね。」 さっきまでのご機嫌なキュフフボイスはなりを潜めて、あの「ちょん(ry」の時のなっきぃのトーンに早変わりした。 背中を冷や汗が伝う。 「・・・ねえ、えりかちゃん。」 「・・・・・・はい。」 打たれ弱い私はもう半泣きだった。 「たしか今週末、DVDマガジンの撮影で泊まりのお仕事があったよね?」 「え?う、うん。あったね。」 「今じゃなくていいの。その時に、えりかちゃんと話がしたいな。」 「・・・ハイヨロコンデ」 「いつでも都合のいい時でいいから。私待ってるからね。永遠に。」 電話を切った私の頭の中では、裁ちばさみを持ったなっきぃがキュフキュフ笑いながら追いかけてきていた。 TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -